赤箱は夢を見る

ラノベやらゲームやら

成人式を終えて

先ほど成人式を終えた。式の後にはそのままの流れで同窓会があったので行ってきた。
正直なところ同窓会はあまり楽しくなかった。

中学時代

小学校の頃にイジメられていたし、通っていた中学校は公立校だった。複数(5つほどだったと思う)の小学校の卒業生が集まって入学するような中学校だった。そんなわけで、中学に入ってもイジメは続いていた。イジメといってもテレビで放送されるような過酷なイジメではなく、まだ人として扱われているような感じではあった。それでも当時の自分からしたらイジメ以外の何物でもなく一時期は学校に本当に行きたくなかった。
今でも大学の友人と中学時代の話になるとどうしてもついていけなくなってしまう。みんなは多少なりとも思い出があってそれを楽しげに語るが、もう自分の中でイジメられていた事実ばかりが残っているばかりで楽しい思い出っていうのがすぐには出てこない。

成人式

中学卒業から五年ほどが経ち、昨日成人式を迎えた。会場には顔見知った連中が多くいた。連中も大人になり、大学に通うものもいれば企業や工場に務めるものもいる。数少ない中学時代の友人に会えたのは嬉しかったし、小学校より前から親同士の付き合いがあった友達と話をするのも楽しかった。そして、「自分は変わってイジメてきてた奴らとも話ができる」っていうことを証明するために自分からイジメっ子に話しかけもした。普通に会話が弾んだやつもいたがどうしても過去の嫌な感情が蘇ってくる。そういうことを繰り返して行くうちに気分が悪くなったので、気軽に喋れる人とだけ喋った。
いくら今から気持ちを入れ替えて新しく関係を構築しようと思っても、過去に受けた仕打ちはずっと頭が覚えてるし体も無意識のうちに相手を避けようとしてしまう。人間、無理なものは無理なんだなと思わざるを得なかった。
こう嫌な感情ばかり書き連ねたが成人式で久々に会うことができた気の許せる友達と話しているのは本当に楽しかった。LINEを交換したりもしたしこういう風に連絡を取り合うのも悪くないなって思えた。どこにでもちゃんとした友達ってのは数は少なくてもいるもんだ。そういうことを再認識させてくれた。

同窓会

式が終わってそのままの足で同窓会に向かった。幹事をしてるのは中学の時にみんなの中心にいた人たちだった。彼らは俺のイジメに加担するような人たちではなかったので普通に接することができた。成人式だけ参加して同窓会を欠席する者もいたので少しは人数が減ったがほぼそのまま同窓会の会場に移った。会場は少し小さめのパーティ会場といった感じだった。中学時代に自分のことを虐めてきてきていた連中は酒を飲んで騒いでいたが、自分はまだ未成年なのでソフトドリンクで済ませていた。大学の打ち上げでもソフトドリンクだけで済ませているので酔っ払いの中にシラフで取り残される状況は慣れていたつもりであったが今回はどうも居心地が悪かった。何故だろうと思い自分なりに考えてみると、純粋に話が合わないからだと思い当たった。中学を卒業してからほとんどの同期とは会わなくなりここまでやってきた。互いの近況を知る術もなかったし、知ろうとも思わなかった。そのツケだろうか会話が出てこないし、近況を聞いてもうまく話を続けられない。(これは自分のコミュニケーション力不足もあるだろうが)彼らの馬鹿騒ぎするようなノリにもついていけなかった。シラフなのもあるがテンションを合わせようとしても無理をしてる感満載だった。疲れた。最後の方は成人式の時と同じように気の合う人とだけ喋っていた。3次会の誘いの声もかかったが気疲れが激しかったので大人しく帰宅することにした。同窓会の参加費は八千円。学生の身分にはなかなかしんどい金額だったが無理やり絞り出した金で支払いを終えた気持ちはモヤっとした気色の悪い物だった。これなら他の同窓会に参加しない友人を誘ってご飯でも食べにいけばよかったと、少し、後悔した。

世の中には自分のように虐められていた人間がたくさんいるだろう。成人式に行くのを迷ったり、行くと決めても直前で憂鬱にあったりもするだろう。でも、一人でも気のあう友人がいたのならば誘い合わせて行くのもいいんじゃないかと思う。成人式だから、同窓会だからと言って無理してイジメっ子と話す必要はない。きっとあっちは虐めていたことも覚えてないだろう。そもそも虐めていたとすら思ってもいないかもしれない。気の会う人間とだけ喋っていればいい。それに成人式はタダで入れるのだ。別にお金が減るわけでもない(スーツ、振袖代は置いておいて)んだから少し顔を出してみる程度でも十分だと思う。俺みたいに同窓会に行って虚しい思いをすることだけは避けてほしい。それじゃあ、成人式を楽しんで。

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